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2009年 05月 16日
2005年の10月。もうかれこれ3年以上前になりますが 当時ハノイ勤務になってまだ2ヶ月という不安だらけのころ スタッフとのコミュニケーションもまだまだでしたし 自分がお店を空けるなんて考えもつかなかったところを 丁度出張で訪れていた上司に肩を押され、今日決めて、明日の夜には出発したSAPAの旅。 SAPA(サパ)とはベトナム北部山間部の少数民族が住んでいる町です。 SHOP;SAPANESQUEで作っている商品はこちらの少数民族の生地を使っています。 この時の旅は仕入れでもなく、情報収集でもなく、観光でもなく、 とにかく何も考えず頭を空っぽにして訪れたのです。 しいて言えば町を見ること。 夜にハノイを出て寝台列車にゆられ、朝の霧の中ついた街、 ツアーを組んでもらったとはいえ、全くひとり行動なので 電車は止まったものの降りてよいのかさえわかりません。 周りの客の様子をみつつ、なんとなく降りました。 何も調べず本も持たず、 わかっているのはSAPAに行くということと、その夜泊まるホテルの名前だけ。 駅から出ると霧についでシトシト雨も降っていました。 自分の名を呼ばれることもなく 周りにいる観光客らと一緒にまとめて車に詰め込まれ 山道を走り始める。(このままどこかに捨てられても発見されないな・・・) その後1時間走ったか2時間走ったかもう覚えていませんが 無事到着しました。SAPAです。 初めて見た間近での少数民族たち、 学生の頃に本でしか見たことのない人たち。 想像がリアルになる瞬間。 しかしながら、少数民族の人たちも観光客にはすっかり慣れっこで 写真で見る衣装の美しさや、赴きある風景とは裏腹に こちらの心理を突付くごとく、 自分の貧しい生活状況を何度も繰り返しながら物を売りつけてきます。 これもまたリアルです。 それでも町を離れれば皆それぞれに淡々と生活しています。 山に暮らす人々の静けさのような 今でもSAPAを思い出すといつも静かでちょっと寂しい気持ちになります。 2泊のつもりで来たところ 週末だけあるという少数民族がたくさん集まってくるマーケットが魅力で 1日延長、その前日道端の路上cafeで親切に話かけてくれたおばさんが 紹介してくれたホテルにいってみると残念ながら満室、 路頭に迷っているところを娘の部屋なら貸してあげるよ、と 1泊2ドルで貸してくれました。その時の部屋の写真↓ ベッド分の広さの小さな部屋でしたが、壁前面に雑誌や新聞の切抜きが貼ってあり ちょっとほのぼのした気分になりました。 マーケット行きのツアーの予約も帰りの列車のチケットの変更も 全てこのホテルのおばさんにやってもらったのでした。 親切は身にしみます。 マーケットまで行くツアーで知り合った ベトナム人だけどフランス育ちという小柄なおじいさん。なんと当時70歳でした。 お一人でフランスから自分の故郷ベトナムへ旅行に来たのでした。 とてもきれいなベトナム語を話され 自分のような小娘に対し、始終敬う、日本語で言うならば「貴女(あなた)」という言葉を使われ 態度もとても紳士的でした。 ツアーで別れた数日後、実はハノイのお店に寄ってくださり ご夕食でもどうですか?とまた紳士的にお誘いくださったのでした。 SAPAにつながりこれもまた懐かしい思い出です。 今SAPAに行けばそんな思い出も潜め また違う気持ちで町を眺められるように思います。
by maenababy
| 2009-05-16 13:17
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